OUTDOOR LIFE

出発 ― 荷室パンパンのアウトバックで北へ
いや〜、久々に“遠征”らしい遠征でした。行き先は青森。
皆さん、「青森でキャンプ?」って驚くかもしれませんね。僕も正直、最初で最後かもと思いながらの旅路。それでも主催者さんから「そんなに持ってこなくて大丈夫ですよ」と言われたにもかかわらず、アウトバックの荷室はパンパン(笑)。やっぱりイベントは“できるだけ楽しんでもらいたい”ですから出来る限りはしたいですよね。
今回は目玉として「絶対当たるガチャポン」も用意して、意気込み十分の出発となりました。
青森キャンプイベント ― 八甲田の麓で
会場は八甲田山系の裾野。朝晩は10℃前後と肌寒く、もう冬の気配が漂っていました。後1~2週間もすると山では雪が降りだすそうです。
それでも来場者の皆さんがガチャを回してくれたり、テントやギアを見て「これ良いですね」と声をかけてくれたり…、本当に嬉しかったですね。地元キャンパーと話して分かったのは、「青森のキャンプシーズンは9月まで」ということ。なるほど、雪国はやっぱり早い。10月にキャンプするのは、もう“アウトドア納め”の時期なんですね。
寝具の工夫とテントセッティング
今回はテントファクトリーのワンポールテントとウィングタープを連結して設営。青森の澄んだ空気と静寂の中、ミニマルながらも快適なサイトを構築しました。
寝具はいつも通りインフレータブルマット+寝袋に加えて、キルティングマットを上下2枚重ね。電源サイトだったので、コンパクトヒーターを導入したところ、夜はむしろ暑いくらい(笑)。虫の心配もないのでオープンレイアウトにしたら、これが大正解。霧に包まれたサイトで飲むコーヒーの味は、格別でした。
みちのく寄り道 ― 下道で南へ
帰り道は、せっかくの東北。高速で一気に帰るのも味気ないので、下道を選びながら、土地土地の空気に触れて南下しました。
八甲田は冬に向けて紅葉が始まり、途中のブナの原生林は霧もあって幻想的でした
🔸酸ケ湯(青森)―江戸から続く名湯。千人が浸かれる大浴場(混浴)が有名
🔸金田一温泉(岩手) ― 江戸から続く座敷童子の里。昭和の香りが残る宿でしたが、食事が抜群。地元野菜と八戸直送の刺身、これでご飯3杯(笑)
🔸鳥越観音(岩手) ― 岩屋に鎮座する古刹。1200年続く伝統を、今も守り人の方々が静かに受け継いでおられました。急登なのでしっかりとした靴が推奨です。
🔸飯坂温泉(福島) ― “熱湯”で有名な名湯。湯温の高さに思わず声が出ましたが、旅の終わりを締めくくるには最高の一湯でした。
旅を終えて
青森の冷たい風、岩手の静けさ、福島の熱い湯――。
今回のツアーは、まさに“みちのく三拍子”でした。遠くても、寒くても、やっぱり現地に行って感じる空気には代えられない。
そして、そんな旅を支えてくれるのが、信頼できるギアたち。
テントファクトリーのワンポール+ウィングタープ連結は、この秋のベストセットかもしれません。
さ〜て、次はどこへ行こうかな。
皆さんも安全運転で、季節の終わりの旅を楽しんでくださいね。
<今回使ったギア>
◆HiTCワンポールテントR1:https://www.tentfactory.jp/items?model_code=TFTCP6R1
◆HiTCウィングタープ:https://www.tentfactory.jp/items?model_code=TFTCWTL
◆アウトフィットキルティングマット:https://www.tentfactory.jp/items?model_code=TFOFQBLK
◆インフレートマット:https://www.tentfactory.jp/items?model_code=TFINFW50
◆カスタムカウンターメッシュテーブル:https://www.tentfactory.jp/items?model_code=TFCMT9045
◆カスタムハイバックチェア:https://www.tentfactory.jp/items?model_code=TFCHB
ワンポールテント+ウィングタープ連結動画:
寝具のセッティング動画:









