OUTDOOR LIFE

「今回はシンプル装備で草原の一夜」
皆さん、こんにちは。テントファクトリーのSummyGです。
今回は函館から大間へフェリー移動を控えた前夜、草原サイトでのシンプルキャンプ。
何度も全国各地をバイクやクルマで巡ってきましたが、移動を挟むキャンプはどうしても道具も行動もシンプルになりますね。それでも、快適に楽しむためのポイントはしっかり押さえたいところ。
「10℃以上の寒暖差。草原サイトで気をつけたい装備とスタイル」
この日の函館、日中は夏らしく28℃、しかし夜には15~16℃まで気温が下がる予報。
しかも、週末の雨の湿気と、海に近い草原サイト。草地は昼間に温められた分、夜になると一気に水分が蒸発してきます。そう、結露が避けられない環境なんです。
そこで今回選んだのは、カンガルースタイルの2重テント構成。
インナーテントをしっかりスカートまでペグダウン。これで、虫・寒気対策も万全。
やはり季節の変わり目や天候次第で柔軟にギアを選ぶのが、ベテランキャンパーの流儀。
「虫対策もぬかりなく。草原で役立つ知恵」
草地のサイトで油断できないのが、蚊やブヨ…かと思いきや、今回気になったのは小さなハムシたち。
街に近い分、ハエやブヨの類はほぼ心配無用でしたが、ハムシは数も多く、しかも蚊取り線香も効きにくいタイプ。
なので今回は、テントinテントで物理的な2重防御を選択。やはり、こういう小さな配慮が「安眠」に直結します。
「草のじゅうたんを満喫。寝具選びも現地合わせで」
折角のフカフカな草原。
普段はコットやベッドも使いますが、今回はインフレータブルマットで草の感触を直に感じながら寝るスタイルに。
結局ハムシはそれほどでもなく、室内調理も安心して楽しめました。
「結露・気温差・虫…現地判断で柔軟に!」
想定通り、夜明けにはテントの内も外もビショビショ。でも、カンガルースタイルで睡眠には全く影響なし。
現地に来てみて分かること、天気や草の状態など、事前情報だけじゃ読めない部分はたくさんあります。
だからこそ、小型テントやギアの「余白」を持つこと、運営者と会話しながら最新の状況を聞くこと――このあたりは毎回大事にしています。
「まとめ:臨機応変こそ、ソロキャンプの醍醐味」
一見シンプルなソロキャンプでも、草原サイトならではの結露対策、虫対策、寝具選びなど、ひと手間加えることで快適度がまるで違います。
決まりきったパターンにこだわらず、その場・その時の状況に合わせて「臨機応変」こそが、長年やってきたキャンパーとしての答えです。
皆さんもぜひ、草原キャンプの際には”臨機応変”なギア選びをお忘れなく。
そして「次また来たい」と思えるキャンプ場と出会えるよう、現地のスタッフさんとの会話も楽しんでみてください。
▼撮影ギア紹介や現地のリアルな夜の雰囲気は、写真もぜひご覧ください!

使用ギア紹介
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◇コンパクトテントビートル
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